SOD風俗覆面調査団特命係・杉下左京でございます。
ソフト・オン・デマンド創立18周年を記念した総額1億円の特別プロジェクトとして
はじまったSOD風俗覆面調査団。
私がこの調査団に応募したのが、1月の末頃でした。
残り枠あとわずか!締切迫る!!の文句に後押しされ、あわてて応募したのであります。まず、調査団員になるには、募集要項とともに、志望動機を1000文字以上記入し、提出しなければなりませんでした。
あと数枠しかないと焦りつつ、時間がないながらも、どうにかこうにかお送りした文章が以下のものとなります。
「私が参加しようと思った理由」
『人生の半分を生きてしまった。昨年の秋に齢44才をむかえた時、ふとそんな思いがよぎりました。男性の寿命は79.44歳(厚生労働省2012年発表)だそうですが、我々の世代は光化学スモッグや合成着色料や放射能などの影響により、もっと寿命が短い可能性があるのではないかと思います。いつ何時死んでしまうかもしれない。そうであるのならば、くいが残らないよう色々なことにチャレンジするべきだと。男子たるもの、多くの女体と触れ合うべきだ、そんな思いに至りました。
とはいえ、風俗に行くにもお金がかかります。この不況下においてはその費用を捻出するにも厳しいものがあります。そこで今回の募集を知り、SOD様が全額捻出してくれるとのことなので、これはもう是が非でも合格したい!!と思い、応募させて頂いたしだいです。
そもそも日本という国は、性に対しておおらかでありました。
古事記の男神のイザナギノ命と女神のイザナミノ命の国生みの神話において以下のような記述があります。
是に其の妹伊邪那美命に問ひて曰(の)りたまはく、「汝が身は如何にか成れる」とのりたまへば、答白(こた)へたまはく、「吾が身は、成り成りて成り合はざる処一処在り」とこたへたまひき。
爾(ここ)に伊邪那岐命詔りたまはく、「我が身は、成り成りて成り余れる処一処在り。故(かれ)、此の吾が身の成り余れる処を以ちて、汝が身の成り合はざる処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむと以為(おも)ふ。生むこと奈何」
これは、現代語にすると、イザナギ(男神)が「あなたの体はどのようにできていますか?」と、女神のイザナミに聞くと…「私の体には、成長していないところ(女性器)が1ヶ所あります」と。するとイザナギが「私の体には、成長し過ぎたところ(男性器)が1ヶ所あります。そこで、この私の成長し過ぎたところで、あなたの成長していないところを刺して塞いで、国土を生みたいと思います。生むのはどうですか。」
つまり「Hして国を生もうぜっ」ってことですね。
神話の世界、お国のなりたちからして性と関わっているのであります。
そこから時代を下ること江戸時代においての吉原文化を見ても性に対しておおらかだったことがわかります。遊女が蔑(さげす)まれずに、むしろ崇められていたという側面もあったわけです。また、吉原に通えない庶民には、岡場所の茶屋や夜鷹なども充実しておりました。
ところが明治以降政府は、欧米人から野蛮だと見られるのを恐れ、維新後に早速、混浴、裸体、春画販売、夜這いや若者宿などを禁止していきました。これは、キリスト教にもとづく、近代的一夫一婦制を支える性道徳をある意味押し付けられたようなものです。それにより、「性は暗く恥ずかしいもの」という考えが今現在も蔓延しているわけです。
そこを打破するべく、今回のミッションが本来の「性におおらかな日本文化」を取り戻す一筋の光になりえたらどんなにか素晴らしいだろうと思うのであります。たしかに風俗産業やSODをはじめとするアダルトビデオ産業も、フェミニズム化した女性上位文化の現代日本では眉をひそめられる分野ではあります。しかし、それによりレイプなどを未然に防いだり、一生女性と交わる機会を持てないような男性を救い支える慈善的な役割を担ってきたともいえます。つまり、連綿と続く性文化の一翼を担っているわけであります。
なんて、大上段の事をのべましたが、
本音をいえば、無料で女の子と交わりたい!!
多くの女性のおっぱいをぺろぺろしたいっ!!
はい。それが本音なのであります。すんません下世話で。
でも、男性の願望なんてそんなものです。
古くはドンファンやカサノヴァ、カエサルや、日本では在原業平など洋の東西を違わず、多くの女性と交わるというのは、男にとっての一つのロマンといえるでしょう。
今までも風俗に行く前にはシティヘブンネット、ホスラブ、2chの風俗スレなどを参考にしてはおりましたが、いかんせん情報の精度や信頼性には満足行きませんでした。実際、不潔極まりないとんでもない化け物との遭遇や竹の子剥ぎにあうなど、痛い目もみてきました。
そこで今回、SODというAV業界大手がしかける新たな試み、これにはとても大きな可能性を感じました。例えて言うならば、フィルムメーカーの富士フィルムがフィルムやデジカメだけではなく、まったく異業種の化粧品に挑戦し、批判や嘲笑を受けながらもアスタリフトという大ヒット商品を生み出したことに近いものを感じずにはおれません。
信頼出来る風俗情報が欲しいと思う迷える子羊たちを導く、大いなる道標となれたならどんなにか素敵なことでしょう。閉塞感が蔓延したこの世の中を打破するべく、是非ともその一員として、貢献したいと思います。
良いお返事をお待ちしております。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。』
以上が最初にお送りした文章です。
ところが、これを送ったものの、3日ほど経過しても何も反応がございませんでした。
こいつはまずい。どうしても合格したかった私は、あれこれといらぬ心配をはじめます。
こういう抽象的な文章ではなく、もっと具体的な体験談などを送ったほうがよかったのではないか?
そういえば、以前に合格した団員さんは「今までで最高の風俗体験」というお題が与えられていたような気がする。
焦った私は、再度新たに自分にとって思い出深い風俗体験を記して送り直しました。
結果を待ちきれず2通目も送ってしまうとはアホの極みであります。
その内容については次回のエントリにて。
ソフト・オン・デマンド創立18周年を記念した総額1億円の特別プロジェクトとして
はじまったSOD風俗覆面調査団。
私がこの調査団に応募したのが、1月の末頃でした。
残り枠あとわずか!締切迫る!!の文句に後押しされ、あわてて応募したのであります。まず、調査団員になるには、募集要項とともに、志望動機を1000文字以上記入し、提出しなければなりませんでした。
あと数枠しかないと焦りつつ、時間がないながらも、どうにかこうにかお送りした文章が以下のものとなります。
「私が参加しようと思った理由」
『人生の半分を生きてしまった。昨年の秋に齢44才をむかえた時、ふとそんな思いがよぎりました。男性の寿命は79.44歳(厚生労働省2012年発表)だそうですが、我々の世代は光化学スモッグや合成着色料や放射能などの影響により、もっと寿命が短い可能性があるのではないかと思います。いつ何時死んでしまうかもしれない。そうであるのならば、くいが残らないよう色々なことにチャレンジするべきだと。男子たるもの、多くの女体と触れ合うべきだ、そんな思いに至りました。
とはいえ、風俗に行くにもお金がかかります。この不況下においてはその費用を捻出するにも厳しいものがあります。そこで今回の募集を知り、SOD様が全額捻出してくれるとのことなので、これはもう是が非でも合格したい!!と思い、応募させて頂いたしだいです。
そもそも日本という国は、性に対しておおらかでありました。
古事記の男神のイザナギノ命と女神のイザナミノ命の国生みの神話において以下のような記述があります。
是に其の妹伊邪那美命に問ひて曰(の)りたまはく、「汝が身は如何にか成れる」とのりたまへば、答白(こた)へたまはく、「吾が身は、成り成りて成り合はざる処一処在り」とこたへたまひき。
爾(ここ)に伊邪那岐命詔りたまはく、「我が身は、成り成りて成り余れる処一処在り。故(かれ)、此の吾が身の成り余れる処を以ちて、汝が身の成り合はざる処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむと以為(おも)ふ。生むこと奈何」
これは、現代語にすると、イザナギ(男神)が「あなたの体はどのようにできていますか?」と、女神のイザナミに聞くと…「私の体には、成長していないところ(女性器)が1ヶ所あります」と。するとイザナギが「私の体には、成長し過ぎたところ(男性器)が1ヶ所あります。そこで、この私の成長し過ぎたところで、あなたの成長していないところを刺して塞いで、国土を生みたいと思います。生むのはどうですか。」
つまり「Hして国を生もうぜっ」ってことですね。
神話の世界、お国のなりたちからして性と関わっているのであります。
そこから時代を下ること江戸時代においての吉原文化を見ても性に対しておおらかだったことがわかります。遊女が蔑(さげす)まれずに、むしろ崇められていたという側面もあったわけです。また、吉原に通えない庶民には、岡場所の茶屋や夜鷹なども充実しておりました。
ところが明治以降政府は、欧米人から野蛮だと見られるのを恐れ、維新後に早速、混浴、裸体、春画販売、夜這いや若者宿などを禁止していきました。これは、キリスト教にもとづく、近代的一夫一婦制を支える性道徳をある意味押し付けられたようなものです。それにより、「性は暗く恥ずかしいもの」という考えが今現在も蔓延しているわけです。
そこを打破するべく、今回のミッションが本来の「性におおらかな日本文化」を取り戻す一筋の光になりえたらどんなにか素晴らしいだろうと思うのであります。たしかに風俗産業やSODをはじめとするアダルトビデオ産業も、フェミニズム化した女性上位文化の現代日本では眉をひそめられる分野ではあります。しかし、それによりレイプなどを未然に防いだり、一生女性と交わる機会を持てないような男性を救い支える慈善的な役割を担ってきたともいえます。つまり、連綿と続く性文化の一翼を担っているわけであります。
なんて、大上段の事をのべましたが、
本音をいえば、無料で女の子と交わりたい!!
多くの女性のおっぱいをぺろぺろしたいっ!!
はい。それが本音なのであります。すんません下世話で。
でも、男性の願望なんてそんなものです。
古くはドンファンやカサノヴァ、カエサルや、日本では在原業平など洋の東西を違わず、多くの女性と交わるというのは、男にとっての一つのロマンといえるでしょう。
今までも風俗に行く前にはシティヘブンネット、ホスラブ、2chの風俗スレなどを参考にしてはおりましたが、いかんせん情報の精度や信頼性には満足行きませんでした。実際、不潔極まりないとんでもない化け物との遭遇や竹の子剥ぎにあうなど、痛い目もみてきました。
そこで今回、SODというAV業界大手がしかける新たな試み、これにはとても大きな可能性を感じました。例えて言うならば、フィルムメーカーの富士フィルムがフィルムやデジカメだけではなく、まったく異業種の化粧品に挑戦し、批判や嘲笑を受けながらもアスタリフトという大ヒット商品を生み出したことに近いものを感じずにはおれません。
信頼出来る風俗情報が欲しいと思う迷える子羊たちを導く、大いなる道標となれたならどんなにか素敵なことでしょう。閉塞感が蔓延したこの世の中を打破するべく、是非ともその一員として、貢献したいと思います。
良いお返事をお待ちしております。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。』
以上が最初にお送りした文章です。
ところが、これを送ったものの、3日ほど経過しても何も反応がございませんでした。
こいつはまずい。どうしても合格したかった私は、あれこれといらぬ心配をはじめます。
こういう抽象的な文章ではなく、もっと具体的な体験談などを送ったほうがよかったのではないか?
そういえば、以前に合格した団員さんは「今までで最高の風俗体験」というお題が与えられていたような気がする。
焦った私は、再度新たに自分にとって思い出深い風俗体験を記して送り直しました。
結果を待ちきれず2通目も送ってしまうとはアホの極みであります。
その内容については次回のエントリにて。